バルセロナは戦場!
バルセロナではしょっちゅう工事が行われてる。
最近は不景気のお陰で無意味な工事は減った様に見えるが、まだまだ工事はある。それらの工事現場は日本の工事現場と違い全然コントロールされていない。資材なんかはほかりっぱなしで、盗まれ放題だ。。。
また全く周りを気にしていないから、粉塵も凄く、戦場の様に見える。
またバルセロナの凄いところはそこら中掘り返す度に歴史的に重要な遺跡がゴロゴロと出てくる。その度に工事を中断し、専門家を呼んでその遺跡が歴史上重要なものかそうじゃないかと調査してもらわなくてはいけない。そんな事があるので工事現場に似合わない格好や、身なりをした人を見る事があるが、それはこのような理由がある為で、関係ない人が入ってきてる訳ではないのでびっくりしないように。
自分がバルセロナに住んでいる12年の間に、サンタ・マリア・ダル・マル教会と言う、自分的にはバルセロナで一番奇麗な教会のすぐ裏の並木通りで地下1メートルほどの所から人骨が出たのを見た事もある。そのときはさすがにびっくりした。。。
またその後、調査が終わった後は何事も無かったかの様にその何千年もの間そこに眠っていた遺跡は現代のコンクリートで情け容赦無く埋められて行く。。。ちょっと心がいたい思いがした。。。