
バルセロナは近年ずっと物価が上がり続けてきた。1992年のバルセロナオリンピック以降、またユーロ通貨に移行後もどんどんと物価が上がった。自分はもう12年バルセロナで生活をしているが、ここ12年でも物価が2倍ほどになった。でも、スペイン人の基本給は物価に比例して上がってきたわけではない。。。自分がバルセロナに来た頃は多くの人は月に千ユーロ少し稼いでればいい生活が出来ていた。
ここ数年の不景気で物価は上がらないが、バルセロナはまだまだ高い。家賃などはドイツのベルリンより高い。しかし、スペイン人の給料はドイツ人の3分の1近くまで低い。自分のドイツ人の友達はもうほとんどが国に帰って行った。
確かにバルセロナで外食をすればかなりの値段になるし、外で飲んでも結構な出費になる。なかなかスペイン国内で稼いでる人達には厳しい状況だ。
しかし、バルセロナ市内でも市場や、近くの食材店で食材を手に入れて自分で料理をすればかなり安く食べる事が出来る。酒類も一緒だ。コンビニにたような、パキスタン人経営のなんでもスーパーみたいなところでも、ビール500ミリリットルで1ユーロ程度、またちゃんとしたスーパーマーケットに行けば、ビール1リットル1ユーロだ。
またワインも白、赤ともに3−5ユーロ払えばそこそこな物が手に入る。10ユーロなんか出したらもう結構美味しいのが手に入る。これは飲んべえな自分には非常に嬉しい事だ。
また、最近の中国人経営の八百屋の安さにはびっくり仰天!なんでここまで安いんだと考えさせられる。。。確かに物は日本で店頭に並んでいるような奇麗な物はほとんどない、と考えると、日本ではスーパーに届くまでどれくらいの量の食物が捨てられているのかと思ってしまう。それらの野菜は見栄えさえ我慢すれば全然食べれるし結構美味しい。家の近くの八百屋では、例えばこの土付きほうれん草が三束で1ユーロ。めちゃ美味い。
自分はこのほうれん草や、ズッキーニ、アスパラガスをつかって子供達にグリーンスープを作る。子供達はこの料理の仕方だとこれらの野菜もちゃんと食べてくれる。
トマト、ズッキーニ一キロ1ユーロ、かなりやばい。。。
そしてこのパイナップル丸ごと一つ。1ユーロ。。。
料理が出来れば結構いい物が安く食べられるという事でまだバルセロナに居ようかな。。。
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